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活動報告
公開シンポジウム  2010年3月14日
総会終了後、多目的ホールにおいて設立記念公開シンポジウム「とりもどそう生きる力」が2時間にわたって開かれ、各地でまちおこしに関わってこられたフリージャーナリスト・浅野詠子氏、豊岡市コウノトリ共生課課長・上田篤氏、奈良NPOセンター理事長・仲川順子氏、畿央大学人間環境デザイン学科教授・三井田康記氏、4人のパネリストとコーディネーター堀井良殷氏による討論と参加者と質疑応答がなされた。  
 三輪のまちづくりに関わってこられた三井田教授は、「量販店の看板や電柱・電線など景観を阻害するものへの対策。空家の活用など課題は多いが、三輪座の設置など第一歩は踏み出せた。今後は本町通りのまちづくりと連携していくことも大事」と話された。  

 豊岡市の上田課長は、コウノトリの人口飼育、放鳥、野生復帰の取り組みで、「行政と村人の協力関係が村の再生に役立った」。またならNPOセンターの仲川順子理事長は、「NPOが市民活動の社会力を増幅させる。NPOは今や新産業になりつつある。助成金情報などさまざまな情報提供や、お手伝いをするのがセンターの役割。大いに活用してほしい」。
 
 フリージャーナリストの浅野詠子さんは「観光は重要。最近、調整区域の線引きの見直しが行われているが、どこにもない景観を守るためには調整区域はある程度残すべきである。」と話された。  

 シンポジウムには会員、市民役100人が集まり、熱心に耳を傾けておられた。  また終了後、同ホールで船谷浩子さんのピアノ演奏のなか、お茶・お菓子による和やかな交流懇談会がもたれました。

「うるわしの桜井をつくる会」設立のお祝いによせて」
              特定非営利活動法人 奈良NPOセンター 理事長 仲川順子  

 私たちを取り巻く環境や社会の状況は厳しく、豊かな歴史と自然に囲まれた桜井の地もその例外ではないと聞いております。
 そのような状況を憂い、市民有志が自発的に呼びかけられ、桜井の再生を願って一般社会法人を設立されましたことは大変喜ばしく、心よりお祝い申し上げます。
 本来は政治や行政が対処しなければならない課題への対応が難しくなった今、地域の問題は地域で解決していかなければならない時代です。自分たちの、まち・子ども・高齢者・自然などを、自分たちの手で守り、みんなで発展させていこうという自治力を持った地域つくりが、今、全国各地で始まっています。
  「在野に人あり、知恵あり」、多彩な人材や経験、情報、アイディアを寄せ合い織り交ぜながら手作りでまちの再生を図ることは可能です。又、その過程においえ市民力が高まっていくことも実証されています。市民一人一人が主人公、「私一人ではどうにもならない」から「私が始めます」へ。地方主権・市民自治・市民参画は一体で、地域を活性化していく三種の神器だと思っております。
 「うるわしの桜井をつくる会」には、すでに活動中のNPOともリンクしながら、さまざまな市民活動が、更に活発になるような拠点になっていただきたいと期待しております。  
 長年の経験から、地域やNPOにとって最大の課題は経済的自立であることを痛感しています。人やまちが豊かになるような経済活動はできないものでしょうか。選択肢として、地域のもつ資源を活かすコミュニティビジネスや社会的起業の振興なども視野に入れていくべきだろうと考えています。良い利益を得て社会に還元し、より良い社会づくりへと循環させていく仕組が必要です。  
 課題はたくさんあるかと思いますが、「Change is possible 変化は可能」です。今後の具体的な活動のなかで、奈良NPOセンターがお役に立てることを願いながら、設立のお祝いの言葉とさせていただきます。
2010年9月11日(土) 遷都1300年祭協賛セミナー「ここが邪馬台国!! フォーラム」開催
奈良県桜井市民会館 大ホールにて 〜甦れ卑弥呼王国〜 と題してフォーラムが開催されました。(協力 うるわしの桜井をつくる会)

堀井良殷氏(大阪21世紀協会理事長)と桜花昇ぼる氏(OSK日本歌劇団)による基調対談と、千田稔氏(奈良県立図書情報館 館長)をコーディネーターに、菅谷文則氏(奈良県橿原考古学研究所所長)、杉川緑氏(ロム・インターナショナル 編集者)、瀧波貞子氏(京都女子大学 教授)、堀井良殷氏をパネラーに迎えてパネルディスカッションを行いました。

基調対談では堀井会長のロマンと魅力に満ちた桜井に対する強い思いと桜花昇ぼる氏の奈良ゆかりの人をミュージカルで演じていきたいとのお話がありました。
古代衣装に着替えたパネルディスカッションでは卑弥呼ブランドを活用するために様々な意見が出たほか、箸墓古墳など貴重な文化遺産を生かしたまちづくりを考えました。
   市の観光大使を全国に派遣し、観光をPRする。
   三輪山などをパワースポットとして若い人に紹介する
   JR巻向駅を宮殿風に復元する
   勾玉のついたブレスレットなど古代を取り入れたファッションで女子のハートをつ かむ
参加者は1100人にのぼり、同時に行われた万葉まつりとともに桜井市内はおおいに盛り上がりました。
邪馬台国フォーラムちらしへ
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2010年11月13日(土)  第1回ランチタイムトーク開催
 当会の事務局長である高瀬 安男氏によるランチタイムトークが、三輪座「醸」かもすにて行われました。
テーマ (テレビが変わる) 2011年7月に迫る地上波終了の流れをやさしく説明していただきました。
今後も様々なテーマに光を当てて解説していく予定です。
2010年11月28日(日)  保田與重郎生誕100年記念 映画と講演の会
  奈良県桜井市立図書館ホールにおいて保田與重郎生誕100年記念の映画と講演の会が行われました。桜井市民の保田氏への熱い思いが湧き上がり、当日は定員をはるかに超える450名の方々が来場され大好評のうちに幕を閉じました。
第一部 午後1時〜 記念映画上映
第二部 午後2時30分〜 前田英樹氏による講演 映画会ちらしへ
2011年6月12日(日) 第2回社員総会とシンポジウム

うるわしの桜井をつくる会設立1周年 第2回社員総会とシンポジウム

○日時  平成2312(日) 

○場所 桜井市まほろばセンター 多目的ホール
○スケジュール
    12:30 開場
    12:50 ピアノ演奏 船谷浩子
    13:10 社員総会
    14:00 コーラス ときわぎジョイフルハーモニー      
    14:30 シンポジウム
    16:30 終了

○シンポジウム
  テーマ   「三輪山の風景街道を作る」

パネリスト
磯 三男   やまと郡山環境を良くする市民の会 会長
栄嶋まゆみ  風景街道まほろば連絡協議会 会長
中塚 一     地域計画建築研究所 取締役 計画部長
宗田好史   京都府立大准教授
中尾晃史   奈良県まちづくり推進局地域デザイン推進課長

コーディネーター
堀井良殷    一般社団法人 うるわしの桜井をつくる会 会長 

くわしくはシンポジウム冊子「三輪山の風景街道を作る」

桜井市は良好な景観づくりを進めていくことを目的として、平成24年度に景観計画を策定する準備を進めています。その策定に資するため、さる9月26日、堀井会長が桜井市長を訪問しシンポジウム冊子を200部贈呈しました。

新春交流昼食会
平成24年1月22日(日)午前12時より「あるぼ〜る」にてうるわしの桜井をつくる会新春交
流会が開かれました、会員の皆様が多数参集されました。

講演会 「大阪府教育基本条例案から見える教育改革のすがた」

平成24年1月20日(金)午後1時30分よりまほろばセンター第4研修室にて、朝日新聞大阪本社/西見 誠一氏による「大阪府教育基本条例案から見える教育改革のすがた」を主催「論座」共催「うるわしの桜井をつくる会文化部会」で開催しました。
2012年2月2日(日) 松井新市長と明日の桜井を語る
2012年2月2日(木)午後2時から堀井良殷・井上孝良・中尾七隆・栄嶋まゆみ・植村幸子・P安男・船谷晴夫の7名が市役所にて松井正剛新市長と懇談、桜井の明日を語りあいました。詳細詳細は新聞折り込み記事へ

●うるわしの桜井をつくる会定時総会
日時 平成24年6月24日(日)午後1時
場所 桜井市立図書館第二研修室
議題 1.平成23年度事業報告
2.平成23年度決算報告
3.平成23年度会計監査報告
4.役員改選(人事)
5.平成24年度事業計画案
6.平成24年度予算案



●うるわしの桜井をつくる会公開シンポジウム
日時 平成24年6月24日(日)午後1時40分
場所 桜井市立図書館第一研修室

@講演 「万葉恋歌」  内容
講師 井上さやか (敬称略)
県立万葉文化館古代学研究所主任研究員

A対談 「古事記を語る」
多 忠記 多神社宮司(太安麻呂第51代目当主)
堀井 良殷 うるわしの桜井をつくる会会長

B座談会   内容
「記紀・万葉プロジェクト〜桜井の取り組み〜」
●うるわし講座 古事記解説
  講師 浅川 肇

平成24年7月20日 午後1時30分  まほろばセンター第一研修室 
 詳細はチラシへ


●教育部会平成24年1019()午後2時よ「教育を考える
習会を開催しました。

                              詳しくはチラシへ


ッシン〜 日は、流〜

平成24年1028(日開場/13:00

1部 14:0015:45 ク&イブ

2部
16:0017:15
   交宴会 加料13,000
   127,000
合せ談山
   
井市319

TEL0744-49-0001 FAX0744-49-0236


                            詳しくチラシへ表  

      うるわしの桜井をつくる会はッシンに協力しました。
●教育部会「教育を考える習会第2回を開催しました。

   
日時     平成24年11月16日(金)午後1時30分より

講師    土方由起子氏  学校のなかのいじめ(私たちにできること)

        

             子供たちは何に悩んでいるか・誰に相談しているか
       

 
             いじめの対応は難しいのか?
        


             具体的にどのようなことが有効なのか


場所      桜井駅前 まほろばセンター 2階 第5研修室  


● 歴史部会:
  
  平成24年11月21日(水)午後1時30分より部会をエルト桜井第6研修室にて

開きました。

話題提供者 淺川肇 この他、独自に歴史を大小に関わらず研究されたり、探索

されておられる方の発表がありました。



●平成25年6月23日(日曜日) 13時から、うるわしの桜井をつくる会 第4回定期

総会を開催し、皆様の協力を得て無事終了しました。

なお総会の後、14時から纒向学研究センターの寺沢薫所長が「卑弥呼の時代」という

演題で講演がありました。 詳細はチラシ



講演会「額田王と桜井」

当会は「額田女王研究会」を開き、将来はNHKの大河ドラマにと大きな夢を持っ

ています。

彼女は息長氏おきながぞくの一族として桜井・忍坂に生まれ、三輪山をこよなく

敬愛しています.

当時の緊迫した東アジア状勢のもと、国家として確立して行く日本の創成期に、5

人の天皇に仕え9代の天皇を見続けました。

大海人皇子(後の天武天皇)の子・十市皇女といちのひめみこを生み、皇子の

兄・天智天皇に仕え、万葉歌人として時代の岐路に力強く、晴れやかな歌を今

に伝えています。

そこで平成25年10月20日(日)に芥川賞作家の高城修三さんによる「額田王

と桜井」という講演会を開催しました。
        講演会の様子

大和さくらい100公表イベント


桜井記紀万葉プロジェクト推進協議会では 大和さくらい100選の公募を
おこない、市内外より約
400の応募をいただきました。協議会では 
記紀万葉ゆかりの地、ビューポイント、パワースポット、食・伝統・芸
能・体験の4部門に分けて選定をおこないました。


選定された
100選につき下記の通り、公表とパネルディスカッションを
おこないました。

会員の皆様にはまことにお忙しい中多数の参加をいただきました。

              記

日時 平成25年11月23日(土)午前9:30から12:00



場所  
桜井市立図書館 第1研修室

内容  市長あいさつ 100選発表  

入選者(20名)記念品贈呈

    パネルディスカッション

     コーディネーター 堀井良殷会長

     パネラー 今西将之 小川睦各氏等  ページの先頭に戻る
奈良県エリアマネジメント推進事業&中間支援事業に25年12月より
参画しています。
  活動内容をまとめた資料が公開されましたのでご覧ください。  

       25年12月より26年3月までの活動状況


●平成26年度定時総会を6月14日(土)午後1時より「あるぼーる」にて開催さ
れました。
 午後2時10分からは、同会場にて甲斐弓子氏(帝塚山大学考古学研究所特
別研究員)による公開講演会が開催されました。

●26年7月に広報誌を発行しました 内容

●26年11月26日(水)より万葉歌碑原書展が無事終了しました。第42号参照

●26年11月8日(土)「明和の春・大和」と題して本居宣長の講演会を
行いました。 内容

●平成27年度定時総会を6月13日(土)午後1時より桜井市立図書館にて
開催しました。

●うるわしの桜井をつくる会 公開講演会
平成27年6月13日(土)午後2時より定期総会終了後、桜井市立図書館にて開催しました。
演題 「まちづくりに関する包括協定」in桜井市 奈良モデルと桜井市の役割について
講師 林 功 氏(桜井市理事)
@奈良モデルとは
Aまちづくり基本構想策定地域
   
   中和幹線粟殿周辺地域
   (医療・福祉・防災の新拠点施設)
   大神神社参道周辺地区
   近鉄大福駅周辺地区
   桜井駅周辺地区
   長谷寺門前町周辺地区
意見交換会 地域代表者の参加による意見交換会
コーディネーター 岡本 健
うるわしの桜井をつくる会常任理事


●平成28年度定時総会を平成28年6月13日(土)桜井市立図書館にて開催
しました
うるわし通信第46号発行
市民活動交流拠点運営協議会参加 まほろばセンター研修室にて毎月第4火曜日に開催
うるわし通信第47号発行
うるわし通信第48号発行
うるわしの桜井をつくる会第5回定時総会 桜井市立図書館にて開催
公開講演「まちづくりに関する包括協定」in桜井市 〜奈良モデルと桜井市の役割について〜 講師:林 功 氏 (桜井市理事)
上記会場にて開催 参加者80名
うるわし通信第49号発行
うるわし通信第50号発行
うるわし通信第51号発行
うるわし通信第52号発行
「縁結び〜赤糸の小道」に参加 大物主役(松井市長)、活玉依媛役、結び人役、辿り人による参加で実施され、参加者約500人
うるわし通信第53号発行
桜井記紀万葉歌碑原書展への参加協力 12月5日(土)〜13日(日)
県立万葉文化館 参加者832名
うるわし通信第54号発行
うるわし通信第55号発行
安倍小学校・地域歴史学習会 安倍小学校6年生78人に郷土の自然や歴史を直接自分たちの目で見学する地域学習会を実施した。
第5回新春交流昼食会 あるぼ〜るイベントホールで会員相互の交流と意見交換会を開催、46名出席。株式会社ひらまつ代表取締役平松博利氏による講演会
縁結び〜赤糸の小道・記念講演 場所 三輪そうめん山本・麺ゆう館
講師 千田稔 参加者120名
第1回安倍の歴史を語る会 (歴史部会) 話者:米田昌徳 市民活動交流拠点にて開催
ふるさと桜井万葉歌碑に親しむ集い
〜吉備池廃寺編〜
地域の貴重な文化遺産・歴史に誇りを持って地域の力で育んでいく。地元の方々と協力して吉備池堤の清掃活動と記紀万葉・歴史講座を実施。
平成25年12月営業終了をしたことを受けて、翌年3月地元3区の自治会と業者の間で、中和営繕産廃処分場に対する協定書を締結
NPO法人コミュニケーション研究センターと協働して、「貧困と開発―国際協力の最前線」 や「大和大学公開講座―学校教育と保健医療の最前線で」の講座を開講し、リカレント教育を推進した。
桜井市粟殿のJR貯木場踏切の安全対策が問題となっていました。
当会では設立当初(平成22年)から歩行者の安全確保をめざし、市役所、地権者、JRに働きかけ、踏切の拡幅工事推進に取り組んできた。この度、諸先輩の努力によりようやく、平成28年度に歩道拡張工事、平成29年度に踏切拡張工事が進められることになりました。
事務局会の開催(毎週金曜日)
常任理事会の開催( 6回)


●保田與重郎氏の足跡をたどる見学会を実施(28年8月31日)

桜井記紀万葉プロジェクト推進協議会で、平成26年度、27年度に取り組んできた「桜井記紀万葉歌碑原書展」には、市内に建立されている万葉歌碑の原書を出展し、見学された多くの人たちから称賛を頂きました。これらの原書は地元桜井市に生まれ、文芸評論家として活躍された保田與重郎氏の呼びかけにより、昭和を代表する文人墨客の協力を得て揮毫頂いたものです。「自然(カムナガラ)に生きる」をモットーとして、ふるさと大和をこよなく愛し続けられた氏の実家は桜井市に残っていますが、晩年を過ごされた京都鳴滝の「身余堂(シンヨドウ)」には川端康成、佐藤春夫、棟方志功各氏をはじめ多くの文人、芸術家、ノーベル賞受賞者等が訪れ、日本の美と歴史を語り続けられました。
今回、桜井市とうるわしの桜井をつくる会の呼びかけで、氏の功績を偲ぶため「身余堂」と「落柿舎」、再興に尽力された「義仲寺(ギチュウジ)」を現地に訪ねる見学会を 8月31日(水)に開催しました。参加された29名の方々から好評を得ました。
当日は上記を管理されている出版社(株)新学社の酒井康之、三阪祐治氏、義仲寺執事の田附義明氏に全面協力を得ました。新学社には原書展で、【自然に生きる〜保田與重郎の「日本」】のビデオや多くの資料提供をいただいています。(瀬 安男)
参加者の声
@桜井市民にもっと保田先生の功績をPRすべきだ
A非公開の身余堂が拝観でき、大変感激した
B新学社の温かい対応に感謝しています



●2017年1月29日(日)新春昼食会がが開催されました

  あるぼーるイベントホール 12:00〜14:00
  ゲストの縄文さんが美しい声で万葉集を朗詠され、会場を盛り上げました
    
●子どもの貧困にどう取り組むか (県政出前講座)
日時 2017年5月12日(金)午後1時30分〜3時
場所 まほろばセンター研修室(JR・近鉄桜井駅南口)
内容 子どもの貧困 奈良県支援計画を具体化するために
桜井市においても、貧困対策を視野に入れながらも、子ども食堂などそれだけに止
まらない子どもの居場所づくりが取り組まれています。また、「陽だまり」という子
育て支援活動が本格的に動き出しています。この度、県政出前講座で、県の計画を
中心にして学習会を下記の通り開催しました。
講師 梅野正和 氏(奈良県 健康福祉部子ども・女性局子ども家庭課 家庭福祉係長

●2024年3月29日(日)磯田道史講演会が開催されました
磯田道史氏講演会
会場は熱気に溢れていた。開場の半時間前には受付待ちで40〜50名ほどの列が出来ており、14時開演時には、300名定数の図書館研修室が満杯になっていた。市内はもとより遠方は和歌山や滋賀県からの歴史ファンを迎え、うるわしの桜井をつくる会主催で磯田道史氏(国際日本文化研究センター教授)の「考古学ファンとしてヤマトを語る」と題した講演会を開催した。この催しは、本会創設10周年を記念して企画していたが、コロナ流行のため4年間の延期となり、今年の2月開催となった。また、会場規模の都合でお断りせざるを得なかった多くの方々がおられた。
登壇された磯田氏は、聴衆の大きな拍手に迎えられ、会場に親に連れられた小学生も来ているのを見るや否や、手作りの古墳型のチョコレートをプレゼントされた。と言うのも、磯田氏は岡山市生まれで、身近に古墳などが在ったことから子どもの頃から大の考古学好きであり、若い世代に興味を広げたいと思っておられるのだった。
講演の主な内容は、「何故、前方後円墳は、あの形なのか」について、そして、「何故、桜井にヤマト王権が誕生したか」を中心に、参加者にさまざまな事例を紹介することによって、個々の事例が繋がって、そのように形づくられていったことを説得力のある分かりやすい話をされた。最後に、奈良市の富雄丸山古墳の発掘について注目していることを話され、休憩を取り、参加者からの質疑に移った。(質疑は、忍者の歴史や、邪馬台国の所在地等々多方面から出された。)
2時間があっという間に過ぎてしまうほどに感じられた磯田流の講演に、参加者アンケートからは、「歴史に関して益々関心が深まった」「楽しく歴史を知ることが出来た」などが多く記載されており、有意義な講演会となった。
なお、箸墓=卑弥呼の墓に関わって、最近毎日新聞の書評で磯田氏が紹介された『何が歴史を動かしたのか』(春成秀爾氏編集)で箸墓の構造や、築造時期に関する話をされた。











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